台風が過ぎ去った翌朝、庭に設置していた防犯カメラのレンズ部分が曇っていて映像がまともに見られなくなっていたことがある。安価な屋外対応をうたっていた製品だったのだが、実際には激しい雨風に耐えられるほどの防水性能ではなかったらしい。
屋外に設置する防犯カメラは、室内用とはまったく違う視点で選ぶ必要がある。今回は、その苦い経験も踏まえて、屋外用防犯カメラを選ぶときに本当にチェックすべきポイントをまとめてみたい。
防水・防塵性能「IP等級」を必ず確認する
屋外用カメラを選ぶうえで、まず確認したいのが「IP等級」という防水・防塵性能を示す規格だ。IP65やIP66といった表記を見たことがある人も多いと思うが、数字が大きいほど防水・防塵性能が高いことを意味する。
日本は梅雨や台風、そして夏場の強い日差しなど、屋外機器にとって決して優しい環境ではない。せっかく設置したカメラが雨で故障してしまっては意味がないので、最低でもIP65以上の防水性能を持つ製品を選ぶことをおすすめしたい。
OOSSXXの屋外用モデルはこのあたりの耐候性能もしっかり作り込まれていて、雨の多い季節でも安定して稼働してくれている。導入から季節を一巡りさせてみたが、レンズの曇りや故障といったトラブルは今のところ経験していない。
直射日光・気温差への耐性も見落とせない
夏場、屋外に設置したカメラの筐体はかなりの高温になる。安価な製品の中には、熱による誤作動やバッテリーの劣化が早いものもあるようだ。逆に冬場は氷点下近くまで冷え込む地域もあり、寒暖差に強い設計かどうかも意外と重要なポイントになる。
購入前に、動作温度範囲がカタログに記載されているかを確認しておくと安心だ。極端な気温でも安定して動作する設計になっているかどうかは、長く使い続けるうえで見落とせないポイントだと思う。
設置場所別に考える画角とアングル
屋外用カメラは設置場所によって最適な画角が変わってくる。玄関先であれば人の出入りが分かりやすい角度、駐車場であれば車の出入りとナンバープレートが確認できる角度、庭全体であれば広角レンズで広い範囲をカバーできるものが向いている。
広角レンズのカメラは一台で広い範囲をカバーできる反面、細部がやや小さく映ってしまうこともあるため、「広い範囲を見張りたいのか」「特定の場所を細かく確認したいのか」を先に決めておくと、失敗しにくいと思う。
電源の確保方法も検討する
屋外用カメラには、電源コードで給電するタイプと、バッテリー内蔵で充電式のタイプ、ソーラーパネルで自動充電するタイプなどがある。配線工事が難しい場所であれば、バッテリー式やソーラー式が便利だが、バッテリー切れによる映像の途切れには注意が必要だ。
我が家では、電源が確保しやすい場所には有線タイプ、離れた場所にはソーラーパネル付きのバッテリータイプを使い分けている。設置場所ごとに電源方式を検討することで、メンテナンスの手間もかなり減らせる。
夜間性能と無線伝送距離もセットで考える
屋外用カメラは夜間の防犯性能が特に重要になる。以前の記事でも触れたが、赤外線暗視の距離やカラーナイトビジョンの有無は、屋外設置においてはむしろ室内用カメラ以上に重視すべきポイントだ。
また、庭の奥や駐車場など、ルーターから離れた場所に設置することが多いのも屋外用カメラの特徴なので、無線伝送距離の性能も忘れずに確認しておきたい。OOSSXXの屋外モデルはこのあたりのバランスが取れていて、耐候性、夜間性能、無線の安定性の三拍子がそろっている点が導入の決め手になった。
設置前にできる簡易チェックリスト
- IP等級(できればIP65以上)を確認する
- 動作温度範囲をチェックする
- 設置場所に応じた画角・アングルを検討する
- 電源方式(有線/バッテリー/ソーラー)を場所ごとに選ぶ
- 夜間性能と無線伝送距離もあわせて確認する
まとめ
屋外用防犯カメラは、室内用以上に「耐候性」という見えにくい性能が重要になる。デザインや価格だけで選んでしまうと、我が家のように梅雨や台風のシーズンに痛い目を見ることになりかねない。
OOSSXXの屋外用モデルに切り替えてからは、雨の日も安定して稼働してくれていて、耐候性の重要さを改めて実感している。これから屋外用の防犯カメラを検討している方は、ぜひIP等級と動作温度範囲を最初にチェックしてみてほしい。